novel

ホシノキセキ

些谷将臣


君の瞳の中にある輝き
星の光…
一夜一夜を彩る夢
幾千の瞬き…
 
一人きり丘に立つ君の
その行く先を 包む 炎
決して 消え去る事がなくとも
歩み続けるため
 
祈ろう…

ここに見上げるあの星々が
既に 塵となっていたとしても

記憶は光の風に乗り
君の行く道先を照しだす
与えられた その力の限りに 君が
星の奇跡を辿ってゆけるように…






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