novel

Pray Blossom

些谷将臣


触れ合う指先 君の胸に散り落ちる 花びら…

束の間の夢も 凍える この想いさえ とかして消える…

ただ 目の前に広げられた 世界 君の声さえ聞こえない
今の僕に 何が出来るだろう…

『君の傍へ 帰りたい…』

遠く離れていても 届くはずだと
繰り返す 奇跡の詩

君の心に溢れる 痛みも涙も
空の向こうに輝く あの星のように

全てを導く 光にかわるように…









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